IBM Innovation Studio

Canon Volumetric Video System

Canon Volumetric Video System

ボリュメトリックビデオシステムとは、複数のカメラで被写体を撮影し、3D空間を丸ごとデータ化する撮影システムです。取得したデータを再構成することによって、空間内の自由な位置や角度からの映像やAR等のコンテンツを生成できます。

システム概要

スタジオ、もしくはスタジアム/アリーナの周囲に配置する100台以上の4Kカメラで撮影した画像を、映像生成サーバーで3Dモデルとしてデータ化します。さらにカメラワークに基づく映像生成によって、スポーツにおけるインスタントリプレイや、エンターテインメント分野におけるプロモーションビデオ、ミュージックビデオ、CM、テレビ番組、ライブ配信などにご活用頂いています。

ボリュメトリック
ビデオスタジオ - 川崎

システム常設のスタジオをキヤノン川崎事業所内に構えています。8mx8mx3.5mの広いキャプチャ範囲で、ダイナミックな演技や多人数同時撮影を可能にしています。キヤノンの撮影技術、映像処理技術と、IBMの並列計算サーバー「IBM Power Systems AC922」 および 広帯域ストレージ「IBM Elastic Storage System」の高速データ処理基盤により、ボリュメトリック映像のリアルタイム生成を実現しています。

能楽「葵上」

ボリュメトリック映像作品の一例として、宝生会お家元・宝生和英様監修のもと、キヤノンと日本IBMとで 能楽「葵上」を共同で制作 しました。実写撮影による高精細なボリュメトリック映像と、お家元の思い描く世界感を具現化したCG背景とを統合し、新たな映像体験をご提供しています。

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